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Web制作会社向け:納品前に確認したいAI検索対応チェックリスト

納品前のサイト確認に、クロール、ページ構造、料金・FAQ、構造化データ、再確認を組み込むための実務チェックリストです。

DELIVERY CHECK

納品前に、サイトの構造を3段階で確認する

AI検索対応を追加施策として扱わず、通常の制作品質へ組み込むための確認順です。サイト全体の役割を把握してから、重要ページと公開後の状態を見ます。

  1. 01

    サイト構成を把握する

    料金、サービス、FAQ、事例、会社情報などがどのURLにあるかを確認します。

  2. 02

    重要ページを読む

    公開設定、見出し、条件、FAQ、構造化データが可視ページと一致するかを見ます。

  3. 03

    修正結果を残す

    公開URLと変更内容を記録し、同じページで問題が解消したことを確かめます。

AI検索への対応は、納品後に新しい施策を追加するだけの話ではありません。Web制作の段階で、利用者にも検索システムにもページの意味が伝わる状態をつくることが出発点です。

ここでは、制作会社やフリーランスが納品前に確認しやすいよう、AI検索対応を通常の品質確認へ組み込む順番を整理します。AIVISの診断は公開HTMLと設定情報から技術的な準備状態を確認するものであり、AI検索での表示や引用を保証するものではありません。

最初に、トップページだけで判断しない

トップページにFAQがない、料金情報が薄い、といった指摘だけでサイト全体を評価するのは不十分です。FAQ、料金、事例、会社情報が別ページにあるサイトは多いため、まずページ構成を確認します。

納品前に、少なくとも次のページが存在し、到達できるかを一覧にします。

  • トップページ
  • サービスまたは商品詳細
  • 料金・利用条件
  • 事例・実績
  • よくある質問
  • 会社・運営者情報
  • 利用規約・プライバシーポリシー

XMLサイトマップ、グローバルナビゲーション、フッター、主要ページ内のリンクを使い、重要ページのURLを把握します。ここで行うのは全ページの文章評価ではなく、サイトの中に必要な役割のページがあるかという確認です。

納品前に見る4つの層

1. 取得と公開の状態

最初に確認するのはコンテンツの良し悪しではなく、対象ページが外部から取得できる状態かです。

  • 本番URLがログインなしで開ける
  • noindexX-Robots-Tag が意図せず残っていない
  • robots.txt が重要ページを不必要に拒否していない
  • canonical URLが意図した正規URLを指している
  • XMLサイトマップに実在する正規URLを載せている

ステージング用の制御が本番へ残ると、後から見出しや構造化データを整えても前提が崩れます。公開制御は、コンテンツのレビューより先に確認します。

2. ページの役割と答え

各ページは、最初の画面から「誰に、何を、どの条件で提供するのか」が分かるようにします。抽象的なコピーは必要でも、それだけでページの説明を終えないことが重要です。

ページごとに次を確認します。

  • 固有のtitlemeta descriptionがある
  • H1がページの主題を説明している
  • 冒頭に結論、定義、対象者、条件のいずれかがある
  • H2以下が利用者の質問や判断順に並んでいる
  • 料金、対象、手順、制約が画像やPDFだけに閉じていない

サービスページであれば、対象者、提供内容、進め方、価格の考え方をHTMLで説明します。事例ページなら、課題、実施内容、結果、条件を分けると、内容の関係が読み取りやすくなります。

3. FAQと信頼情報

FAQは、質問と回答を短く対応させる場所です。サービス全体の説明や複雑な利用条件は、詳細ページへ分けて、FAQからリンクします。

  • 質問の直後に回答がある
  • 回答は現行の料金・規約・サービス内容と矛盾しない
  • 運営者名、問い合わせ先、法務ページの表記が一貫している
  • 必要な場合だけ、可視ページと一致するFAQPageOrganizationの構造化データを付ける

構造化データは、可視内容を補うためのものです。画面にない情報をJSON-LDだけに書いたり、すべてのページへ同じschemaを付けたりする必要はありません。FAQPageの実装は、FAQ構造化データの正しい使い方も参照してください。

4. 修正後に確認できる状態

納品時に「対応済み」と伝えるだけでは、次の更新で崩れたときに追えません。公開したURL、確認日、修正内容を残し、同じページを再確認できるようにします。

  • GA4やSearch Consoleの基本設定を確認する
  • 変更したURLと変更内容を記録する
  • 重要な問題は同じURLで再診断する
  • リダイレクト、フォーム、外部リンクを公開環境で確認する

スコアが変わったかだけでなく、修正前にあった問題が消えたかを見ることが大切です。

制作フローへ組み込む方法

タイミング確認すること残すもの
ワイヤー・要件整理必要なページ種別、料金・FAQ・会社情報の置き場ページ構成表
実装中見出し、本文の説明、内部リンク、HTMLで読める条件ページ別チェックリスト
公開前noindexrobots.txt、canonical、sitemap、構造化データ公開前確認結果
公開後実URL、計測、同じURLでの再確認修正履歴と再診断結果

この流れにすると、AI検索対応だけを特別な追加作業として扱わず、通常の納品品質として積み上げられます。

よくある優先順位の逆転

llms.txtを先に用意する、構造化データだけを一気に増やす、AI検索の結果を毎日監視する、といった施策を先にしても、本文や公開設定が不十分なら効果を確認しにくくなります。

まずは公開されているか、ページの役割が分かるか、条件や根拠をHTMLで読めるかを確認します。その後に構造化データや観測の範囲を広げる方が、顧客にも説明しやすい順番です。

まとめ

制作会社がAI検索対応を品質管理へ組み込むなら、サイト構成、公開設定、ページの答え、信頼情報、再確認の順に見るのが実務的です。無料のAIVIS Scanでは入力URLの最優先ポイントを確認でき、AIVIS Auditでは同一ドメイン内の重要ページを最大10ページまで監査できます。

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